家族間でも敬語を話す?!日本とは違う敬語の使い方
「お父さん、これも召し上がってください」
私が韓国にいた頃、ある韓国人の家族に
とってもお世話になっていました。
一緒にご飯を食べたり、出かけたりする
中で、韓国人の人たちが家族間では
どのように会話をするのか
たくさん聞いてきました。
その中でも、初めて聞いた時に
びっくりしたのは、上記にも書いた
お兄さんがお父さんに向かって
言った一言です。
今回は、韓国で生活をする中であったり
韓国語を勉強していて感じた
韓国語での”敬語”についてお話します。
韓国語を勉強する上で、絶対に
敬語は勉強するので、この記事を通して
理解を深めてください。
日本語は「相対敬語」に対して、
韓国語は「絶対敬語」です。
この絶対敬語とは、
自分より上位のものについての
言及は全て尊敬語で行う
ことを言います。
身内かどうかは関係ありません。
息子や娘が両親に敬語を使って、話すのも
珍しくはありません。
そして、聞き手が同じ歳であっても、
自分の両親の話をする時には、
尊敬語を用いて話をします。
日本ではなかなか目にしない
光景ですよね。
韓国語を勉強していたら
敬語は絶対に勉強します。
その際に、韓国人の人がどのような
時にどの人に対して、敬語を使い分けて
話しているか知っておくだけでも、
勉強しやすくなります。
私も最初は戸惑うことがあったのですが、
人が話すのを意識して聞いていれば、
自然と分かるようになってきます。
こう言った、文化、韓国人の考え方を
学ぶことと言語を学ぶことは
別ではないと思います。
言語を学ぶことで文化も学び、
文化を学ぶことで言語を学ぶこととなります。
こういったことを、知ることで
発音が綺麗だとか文法や単語を
たくさん知っていて、ネイティブの
ように話せている
だけではなく!
韓国人のような話し方
(敬語の使い方など)
ができるようになると思います。
韓国人だったら、こう言った場合には
どう話すのか。
ちょっとした意識の仕方で
よりネイティブに近づくことが可能です。
ちょっと意識することは、
すぐにでもできることです。
あなたもこれらを意識して
韓国人のような韓国語を
話しましょう!
韓国に旅行などで行っても、
自信満々に人と話すことができて、
何倍も楽しくなると思います!